インドのヴェーダ


ヴェーダ」ってヒンドゥー語で、知識とか知恵とか叡智という意味があるんです。

日本でも、「アーユルヴェーダ」って聞いたことあるひとは多いと思うんです。

アーユルヴェーダ」って何かといいますと。

出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』

アーユルヴェーダ(आयुर्वेद aayurveda)はインドの伝統的な学問で、その名はサンスクリット語の「アーユス(आयुस् aayus 生気、生命)」と「ヴェーダ(वेद veda 知識)」の複合語である。現代でいう医学のみならず、生活の知恵、生命科学、哲学の概念も含んでいる。約五千年の歴史があり、チベット医学や古代ギリシア、ペルシアの医学等にも影響を与えたといわれており、インド占星術アーユルヴェーダも深い関わりがあるとされている。

実際に、インドでの一般的な家庭の日常生活に、ヴェーダは深くかかわっています。

五千年!!の「生活の知恵」の積み重ねが、ネットも無い時代から脈々と受け継がれていて、

それが今でも日常生活に役立ってるってすごいことやと思うんです。

ほんま、グーグルもびっくり!!

日本でも「家庭の医学」とか分厚い本が、本棚の隅っこにあったりしますが、

インドでも「ヴェーダ」の分厚い本が置いてあったりするんですね。

それで一番驚いたのは、

医学に対する考え方が根本的にちがうんです!!

今の日本人の医学に対する感覚は、

病気になって、その病気をどうやって治すかっていう感覚やと思います。

病気に対しての治療法が医学やと、思ってたんですが、

インドでの考え方はちがったんです。

アーユルヴェーダでは病気になってしまってからそれを治すことより、病気になりにくい心身を作ること、病気を予防し、健康を維持するという「予防医学」の考え方に立っている。

予防医学」ってのは、「日常の生活」ってことなんですね。

インドでは、毎日カレーを食べるんです。

インドのカレーは、日本のカレーとはまたちがうもので、野菜とスパイスなんですね。

このスパイスってのが、すごいんです!!

インドでのスパイスって漢方薬みたいな役割でして、

一つずつに効能があるんです。

例えば、ターメリックって「うこん」で、

肝臓によく効くのは、日本でも有名ですよね、

二日酔いにはほんまに効きます!!(笑

そんなかんじの効能が一つずつのスパイスにあって、

それを家族の健康状態を見た母ちゃんが、毎日の料理で野菜と組み合わしてるんですね。

インドのカレーって薬膳料理なんです。

インドの家庭に一ヶ月ぐらいホームステイさせてもらったことがあったんですが、

毎日カレーなんですが、同じカレーは一度もなかったんです!!

インドのヴェーダおそるべし!!