路地裏のぬくもり
日本の社会から、近所付き合いがなくなったんは、
いつからやろか?
そいえば子供のころ、おったなー
おもろいおっさんとかおばちゃんとか、皆さんキャラがたってて、
嗚呼、昭和の下町人情、横町劇場。
ベトナムには、その劇場がまだ残ってた。
大きい道路から、少し路地に入ったら、
そこは、みんなの共通の生活の場。
路地裏コミュ二ティー。
全体が、ゆるい家族で、
路地には子供がいっぱい遊んでて、
みんな知り合いで、家は外に対して解放されてて、
多種多様な個性がのこってて、
そこで起きる出来事は、リアルに劇場。
貧しくても、みんな幸せそうやったな。
コミュニティーへの帰属
日本人の過半はもうこれ以上の豊かさや利便性を、あるいはこれ以上の自由や孤立を、あるいはこれ以上の逸脱や冒険をもう求めてはいない。
多少可処分所得が目減りしようと、多少自己決定の範囲が限定されようと、多少隣人から厄介ごとを持ち込まれても、相互に扶助し、支援し合うぬくもりのある共同体に安定的に帰属したいと考えている。