アンタッチャブル
「祀られざるも神には神の身土がある」
宮沢賢治
古代日本には、大陸からやってきた単一民族だけじゃなく、
南の国から、潮の道を黒潮に乗ってやってきたヤポネシアンな民族もいたやろし、
もともと、ずっとずっと前からそこに住んでいた民族もいたと思います。
出雲の伝説では、
大国主神は国譲りに応じる条件として「我が住処を、皇孫の住処の様に太く深い柱で、千木が空高くまで届く立派な宮を造っていただければ、そこに隠れておりましょう」と述べ、これに従って出雲の「多芸志(たぎし)の浜」に「天之御舎(あめのみあらか)」を造った。(『古事記)
でも、実際に出雲に祀られてたのは、
出雲大社の祭神は大国主大神であるが、寛文6年(1666年)毛利綱広が寄進した銅鳥居に刻まれた銘文には「素戔嗚尊者雲陽大社神也」とあり、この当時には祭神が素戔嗚尊とされていたとみられる。
スサノオが武力の神なら、
オオクニヌシは武力で支配された、土着の神の象徴。
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