ジョムソンへの道

tenshin-ranman2008-02-12



なんで今の自分は、こんな方向に進んでるのやろかって考えたとき、

それは、過去の自分が体験した、でっかい感動が基になってる。

やっぱ原点は強烈な体験やってんな。


インドでのどん底脱出からの続きなんですが、

その後、ネパールに向かったんです。

農業NGOへ。

そこは、世界で一番高地での米作りに成功したってとこで、日本人がやってるNGOがあったんですね、

3000ぐらいやったかな、富士山の頂上とおなじぐらいのとこでした。

そのNGOはジョムソンっていう村でやっていて、ポカラから飛行機やったらすぐなんですけど、

まーそんな金もなく、他の交通手段もなく、歩いていくしかないわけです。

アンナプルナ一周っていう、わりと有名なトレッキングのコースやったんですが、

出発してすぐに、食中毒になってしまい(笑

そうそう、インドで大丈夫やっても、ネパールで体調崩す人結構多かったですよ。

それで、食中毒はなんとか治ったんですが、体力がまったくなくなってしまって、

もうふらふらやったんですが、なんとかたどり着いたタトパニって街に、温泉があって、

そのタトパニで一気に回復!!ほんま温泉ってすごいですね。

で、ジョムソンにむけまた出発できたんです。

その道中の村々は、生活物資や食料とか、今でもロバや人力で運んでるんですね、

険しすぎて車道がつくれないんです。

山の民、めっちゃたくましい。

自分の身長よりでかい籠に、生きたニワトリとかぎっしり詰めて、下の街から何日もかけて運んでくる。

人間の底力。

イギリス軍に雇われてる、ネパール人の傭兵「グルカ兵」

彼ら、兵隊としては世界最強らしいんですが理由がよくわかりました。


さらに、驚いたことがあったんですが、

そのジョムソンよりもさらに高地に、ヒンドゥー教の聖地があるんですが、

そこにむかうババ(修行僧)たちときたら、おーい!!裸足に布一枚!!

僕も、かなり軽装備やったんですが、完全装備のヨーロピアンとか、びっくりしてたなー(笑


それで、そんなこんなで、なんとかジョムソンにたどりついたんですが、、、